柳ヶ瀬トンネル(福井)

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柳ヶ瀬トンネル(福井)
いい雰囲気

 福井県敦賀市から滋賀県余呉湖の方に抜ける道に柳ヶ瀬トンネルがある。その昔旧北陸本線で使われていたトンネルで、現在は自動車用トンネルとなっている。当然単線だったのだろう。車も交互通行となっており、ウィキペディア情報によると信号待ち時間は 驚きの6分30秒らしい。たしかに長かった。昼間はそれなりに抜け道に使う人が多いようで、待っていると後ろに3,4台ほど並んでいた。よくあるパターンで心霊スポットと言われることもあるが、夜暗い中それだけ長時間待たされたら「いつまで経っても信号が変わらなくて怖くなって帰ったぜ」みたいな話になるのも納得である。ちなみに老婆が出るらしいがゆかりのありそうな老婆はいないらしい。

 こういった感応タイプの信号機で先頭になるのは苦手である。ここのように「感知中」のような親切な表示がでるならともかく、ほとんどの場所では感知されてるのかよくわからない。あと時差式信号も初見で夜間だと全くわからないのでやめてほしい。世の中すべて矢印の出るセパレート式にしてほしいと思うぐらいだ。

中は暗い

 話を戻して、トンネル内に入ると暗さも相まって非常に狭く感じるそして速度も出ないので結構長く感じる(1352メートル)。夜に積極的に通りたくは無い不気味さである。マニアックな方はお気づきだろうが、この画像は滋賀→福井方面である。どうでもいいか。

 福井から滋賀へ行こうとするとなんとなく8号線を使いがちだが、365号線やこのトンネルなど意外と方法が多いことに気づく。とはいえ、滋賀県に用事がなければ高速を使うのがやはり楽である。山越えは疲れる。どっかのバイクのおっさんは大好きなようだが…

じっくり読めてしまう

 信号待ちの長さゆえ、普段はあっても目もくれないこういった案内を読んでしまう。柳ヶ瀬トンネルと鉄道のおかげで最短90日の所要日数が3日になったとか。そして使用中では日本で2番目に古いとか。思っていたより凄いトンネルだったのだと思い知らされる。心霊スポットとか言っている場合ではない。

 トンネル前後は人里からやや離れており、福井県側は山道である。ドライブに丁度いいトンネルだが、事故には注意されたし。

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著者

わごむ

わごむ

働き方改革で暇を持て余すアラサー。知識は広く、そんなに深くはない。高原で草をついばむ牛のようにのびのび生きていたい。