古い車の宿命で、エアトレックのヘッドライトレンズも黄ばんでいる。中古購入時はこれに加えて曇りも凄まじく一生懸命磨いたのだが一年以上経ってまた黄ばみを感じるようになったので磨くことにした。
今回使うのはこの2点。ペルシードとかいう粘土タイプのクリーナーとリンレイのコーティング剤。実はクリーナーにコーティング剤もついているのだけれど。気になるのは粘土タイプのクリーナー。
開けてみれば実際粘土である。車内で長らく使用されるのを待っていたためか柔らかい。今日はそんなに気温高くないのに(26℃)。説明書通りにやっていく。しかしマスキングなんて面倒なのでやらない。レンズカバーを水で濡らしたら大胆かつ繊細にゴシゴシナデナデしていく。シルバーというボディカラーと中古車という事実が人をどこまでも強気にさせていくのだ。わかるか?エェッ?
そんなこんなでゴシナデしたら粘土のカスを取り除きサッと乾拭き。ウェスには黄色っぽい液体がついたので期待したが…わからん。そのままだと曇りっぽいので付属のコーティング剤を塗り塗りする。透明感は出るが…。めげずにリンレイのコーティング剤も上から塗っておく。6ヶ月+6ヶ月で12ヶ月近くの耐久性が付与されることだろう(てきとう)。
afterだが、正直違いはわからない。もっとクリア感がでてほしかったのだが。言われてみれば黄色みが減ったような気がしないでも無いがお世辞にもいい商品とは言えない。作業性は良いけれど。症状が軽い車には良いのかもしれないが、古い車にはほぼ効果なしといって良い気がする。メリットはほとんど削らないことぐらいか。
結果的にはおすすめできないということで。古い車は削ったほうが早いようで。ただ大事なのはその後のコーティングなんだろう。DIYのプロたちはウレタンクリアとか臭そうな薬剤を使いこなすようだが私にはそのスキルは無い。次回までに勉強しておくことにしよう。
この樹脂製カバーの黄ばみについて、なんとなく2000年頃から2010年頃までの製品が顕著に黄ばんだり曇ったり割れたりしている印象がある。レクサスでさえ黄ばみ、初代愛車のコルト(2003年式)も黄ばんだ。しかし2013年製ミラージュは全く黄ばみや曇る気配がない。青空駐車にも関わらずだ。この10年ほどの間に技術革新があったのだろうか。ぜひその技術で補修部品も造ってほしい。いやほんとにお願いします。
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