高知県の桂浜である。月の名所らしいが昼間の訪問に加えて雨だったので関係なかった。浜が観光名所って一体何があるというんだと期待してしまうが、大きい公園のような場所である。その昔ここに浦戸城という城があり、四国一体に大きな影響力を持っていたんだとか。だから坂本龍馬像があるんだろうか。
桂浜の見どころは龍馬像であっているのだろうか。高知出身おっさんの案内が雑すぎて全容を今ひとつつかめないまま終わってしまった。「桂浜=龍馬像」と言わんばかりの雑さだった。さすがバイクで走れたら満足なおっさんである。観光にはまるで興味がない。そして龍馬像は土台が立派で龍馬が思ったよりも遠かった。もっと龍馬の割合を増やしても良かったのではと思わずにはいられない。
これではさすがに龍馬の表情は見えないが、ご丁寧に隣に展望台があるではないか。ただ、やっつけ感がにじみ出ていて、もしかすると連休・観光シーズン限定なのかもしれないのであしからず。工事現場の足場のような無骨な作りに加え雨の影響でほんのりアドベンチャーな雰囲気を感じた。利用者は少なかった気がする(200円だったか有料である)。
ここまで登れば龍馬はすぐそこである。作り込まれた横顔を伺うことができる。しかし雨で泣いていた。しっかり見ると教科書なんかで見かける龍馬と別人のように見える。教科書の刷り込み力は偉大である。
龍馬像を見に行くと大量の土産物屋を見かけることになる。観光地感。この土産物屋が優秀で、高知のものは大抵揃えている雰囲気であった。高知観光の際はここで土産をまとめて買ってしまうと楽なのかもしれない。
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