2019年ゴールデンウィークのことだ。いろんな意味で過酷な弾丸旅行の最終日。松江の快活クラブでどうにか寝ることができた我々は帰り道がてら鳥取砂丘に向かった。本当は初日の午後行く予定だったのだがあまりの渋滞っぷりに早々に逃げ出したのだ。で、午前中なら行けるかもと松江を8時頃出て10時過ぎに近くまでやってきた。すでに渋滞は始まっていた…
この時間帯限定かもしれないが、この左折渋滞の大半は砂丘や売店の近くの駐車場に入りたい人たちだった。この交差点を左折さえすればまた右車線をするりと抜けて(歩行者注意)わりとスムーズにシャトルバスが発着する臨時駐車場に停めることができた。運が良ければ途中で有料の土産屋の駐車場などにも入ることができるかもしれない。ちなみに臨時駐車場は無料で、シャトルバスはたかだか100円か200円だった。長いこと並んでハイオクを燃やすのに比べればいい選択だっただろう。
なにはともあれ壁である。「あいつらやべぇ…」と思ったが近くによると案外登れそうな感じがする。というか登った。この壁がキツいというよりもやはり砂がキツかった。しかも天気がよく30℃近くになった日のこと。さらに言えば快活クラブでイマイチ睡眠が足りない状況。行きはよいよい帰りは怖いを実践する形となった。クロックスは序盤で脱いで裸足で駆けた。その横を子供が駆け下りていった。危ない。当然途中でバテた。このまま滑り降りるのも楽しかろうと思うが。砂まみれでは帰れなくなる。頂上につくと汗だくになっていた。
頂上からは海も見える。当たり前なのだが何故か感動した。三脚があればパノラマでも撮ってみたものを惜しいことをした。手持ちでやってみたらひどいことになった。降りるのが名残惜しい。が、暑いので降りる。そして帰る。
有名だが、ラクダに乗ることができる。「ラクダは選べません」と書いてあるが選ぶ基準がわからない。手前の女性がなかなかにアラビアン(意味不明)。ベア・グリルスがラクダの毛皮(剥ぎたて)を寝袋にしていたのを思い出した。
昼を過ぎ帰る頃には臨時駐車場側にもとんでもない渋滞ができていた。行楽シーズンに訪れる際はなるべく朝早くのほうが良いだろう。
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