桂浜2(高知)

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桂浜

 桂浜その2である。龍馬像ばかり目立つものの、桂浜という名の通り海は目と鼻の先にある。高台の上には龍王宮という神社がある。雨の中人々が向かっていくのも納得である。晴れていたらいい景色だろうに残念極まりない。

龍馬の浜茶屋

 先日の記事で触れた「高知のだいたいのものが揃いそうな土産物屋」である。周囲の建物に比べるとやけに新しいのでリフォームしたのだろう。中もキレイだった。高知だけあって鰹の生節がやたらと充実している。バイクのおっさんいわく「おやつ代わり」らしい。本当か。

昭和感

 やけにキレイな「龍馬の浜茶屋」の周囲にはなんだか懐かしい雰囲気の建物が多い。この感覚はどこかで覚えがある。東尋坊だ。福井が誇る名勝。あそこもこんな雰囲気のお店が多かった。なんだか修学旅行とかを思い出してキューッとなる。どうして子供はよくわからんキーホルダーを買ってしまうのだろう。

私は追いつけない。

 数あるお店の中で印象に残ってしまったのはこのいか焼きである。「おいつけるか この味に!」とにかく挑発的なキャッチコピーだが、私は負けない。イカに追いつけなくたって困ることはこの先ないだろうから。ところで個人的に「イカ焼き」という呼び方に馴染みがないのだが、全国的には「イカ焼き」「焼きイカ」どちらも烏賊の姿焼きの呼び方として間違っていないようだ。ただ、「イカ焼き」だと大阪では烏賊入り粉もの料理をさしてしまうようだ。やっぱり「焼きイカ」のほうがしっくりくる。こいつならきっと私を置いて先に行ってしまうことはないだろう。

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著者

わごむ

わごむ

働き方改革で暇を持て余すアラサー。知識は広く、そんなに深くはない。高原で草をついばむ牛のようにのびのび生きていたい。