世界遺産相倉合掌造り集落(富山)

calendar

 菅沼合掌造り集落から南砺市街へ戻る方向にしばらく行くと相倉(あいのくら)合掌造り集落がある(その途中には流刑小屋がある!)。ここは菅沼とはまた違った雰囲気があり、なんだか横長でより生活感が強い。これはこれで居心地よく、ど田舎に遊びにきた感じである。

こんなところや
こんな裏側ものぞける

 建物の数は菅沼よりも多い印象で、かなり近くまで寄れる。なんなら裏通りもぼんやり歩くことができる(マナーは守らねばならない)。やはり観光用・生活用にキレイに舗装された道よりもこういった砂利道のほうが似合う。同じくど田舎出身者としてもこっちのほうが気持ち的にしっくり来る。夏草ボーボーになのが良い。小さいときはこんな道で元気に駆け回っていたのに…。裏道をゆくとところどころにビュースポットの案内看板があり親切だった。暑さに負けて行かなかったが。

天ざるを食べた

 ちょうど昼前になり、朝食もとっていなかったので無性に冷たい蕎麦を食べたくなった。貧乏舌ゆえ大体美味しくいただけるのだが夏という季節と集落の雰囲気が相まって蕎麦がやたら美味しかった。お店のひとも観光地ながらグイグイ来ることもなく居心地良くソフトクリームまで食べた。団体客もいなかったのでどこまでも平和な時間だった。

消火栓だいすき
全体的に緩やかにアップダウンがある

 裏道なんかもそうだが、わりと平坦な菅沼にくらべ全体的にアップダウンがあり風景が面白い。自分の記憶の中の山の麓の集落に近いこともあってやはり落ち着く。個人的には相倉のほうが好みかも。だがせっかく近くにあるのだから両方、なんなら岐阜の白川郷もセットにして制覇してしまうのもありだろう。

この記事をシェアする

コメント

コメントはありません。

down コメントを残す




著者

わごむ

わごむ

働き方改革で暇を持て余すアラサー。知識は広く、そんなに深くはない。高原で草をついばむ牛のようにのびのび生きていたい。