四国カルスト(愛媛と高知)

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ソフトクリーム行列

 愛媛県と高知県にまたがるカルスト台地、四国カルストである。そもそもカルストってなんだっけという方は地理の教科書を読み返すのをおすすめする。ざっくりいうと石灰岩がボコボコ突き出した地形である。そうだった気がする。

 標高はわりと高く、高い場所で1400メートルほどらしい。そういえば夏なのに冷たい風が吹いていた。それでも右側にはソフトクリームの大行列である。観光地で食べるソフトクリームは不思議な魅力があるから仕方ない気もする。昔能登半島で食べたじゃがいも風味のソフトクリームが忘れられない。方向は愛媛から高知に抜ける向きだったはずである。

 道は舗装こそキレイだが広くなったり狭くなったりの繰り返しで駐車場も少ないので混雑時はなかなかつらい。路駐も多かった。というかどこらへんがメインなのかよくわからない。おそらくこの売店周辺がメインなのだろうが通りすぎてしまいそうな感じである。運良く空いたところに車を差し込んで事なきを得た。

カルスト!

 このように白い岩がボコボコ突き出しているのがカルストである。爽やかな高原の空気と不思議な風景で気持ちいい。日本3大カルストと言われるだけあってこんな風景がどこまでも続く。車で上ってくると思いの外急にこの景色が始まるのでドキッとする。雲が多かったが、日が射したり曇っていたりのコントラストがあってなかなかいい雰囲気だったように思う。

牛とライダー

 わりかし自由な感じで牛も放牧されている。好き放題だらだらしていて羨ましい。並ばなかったのでわからないがもしかするとこの牛たちの乳のソフトクリームだったのだろうか。ちょっとぐらい並んでも良かったかなと後悔。

 しばらく散策して歩くには絶望的な広さを痛感し、適当なところで切り上げる。下るにつれてカルストのボコボコが減っていき、気温も上がっていく。山から帰るときはこれがなんだか寂しい。

風車のブレードと

  下ったところに風車の駅というのがあった。地場産野菜なんかと、簡単な食堂があったように思う。どちらかと言うと風力発電のブレードの方が気になった。デカい。そして三菱仲間。山道でバイクに置いていかれずグイグイ登ってくれるエアトレックちゃんが大好きである。

 こういった自然公園的な場所はどこもそうだが、ゆっくりする時間がほしいなぁといつも思う。寝っ転がればよかった。

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著者

わごむ

わごむ

働き方改革で暇を持て余すアラサー。知識は広く、そんなに深くはない。高原で草をついばむ牛のようにのびのび生きていたい。